A film adaptation of the 39th Edogawa Rampo Award-winning novel (Kirino Natsuo). Reportage writer Yohko (Rikako Murakami) disappears. Her fiancé Naruse (Yakusho Koji) and her best friend, Milo (Tsuruta Mayu), track her whereabouts. Naruse (Yakusho), a used foreign car salesman, had left his wife and children to become engaged to his mistress, a reportage writer named Yohko (Murakami Rikako)...

中古外車販売業の成瀬（役所広司）は、妻子と別れて愛人のルポライター・耀子（村上里佳子）と婚約していた。その耀子が、横浜中華街で貿易商殺しの現場を目撃、車で逃げる犯人の金髪女の写真を撮った。特ダネと勢いこむその耀子が突然姿を消した。成瀬が耀子にあずけた1億2千万円の金とともに。成瀬が彼女の部屋から帰った夜のことだ。金はボスの上杉（岡田真澄）に返す金だ。成瀬は耀子の親友・ミロ（鶴田真由）と二人で耀子の行方を追う。その耀子の水びたしの死体写真が、死体愛好家・川添の家で見つかった。しかもその川添も首吊り死体になっていた。耀子を殺したのは誰か？金は誰が？事件に見え隠れする金髪女は何者か。目まぐるしく二転三転する謎の中に、男と女の愛憎の極限の姿が浮かび上がってくる…。