赵煜恵 — 作画監督
エピソード 14
スイート・メモリー(1)
誘拐事件が解決して数日後、小鳩と小佐内は〈小佐内スイーツセレクション・夏〉で最後に残った夏期限定トロピカルパフェを食べにきた。小鳩はパフェの価格と大きさに圧倒されつつ、刺激的だった夏休みを振り返る。まずは先日謎解きをしたバーガーショップに、そもそもなぜ堂島がいたのかについて……。
もっと読むスイート・メモリー(2)
溶けてゆく夏期限定トロピカルパフェを挟み、向かい合う小鳩と小佐内。この夏の出来事に関して小佐内を問い詰める小鳩に対し、小佐内もまた、楽しげに推理をする小鳩について考えていたことを語りだす。「小市民」を目指していたふたりのこれからは、どうなってしまうのだろうか。
もっと読むうたがわしい夏(前編)
新聞部部長になった瓜野は、次の放火が予想される地域の張り込みを新入部員たちとともに計画する。犯人を捕まえ、新聞部の不朽の業績を打ち立てるのだ! 一方、放火事件と小佐内の動向を探る小鳩は、新聞部の五日市公也を呼び出し、ある提案を口にする……。
もっと読むうたがわしい夏(後編)
瓜野の考えた法則性どおりに起きる連続放火事件は、次第にその規模をエスカレートさせていた。犯人を捕まえられず、氷谷から励まされた瓜野は、後日小佐内からも気になる助言を受ける。その頃、小鳩と仲丸の関係性にも変化が訪れていた。
もっと読むわたしたち本当に出会うべきだったのかな
大学入試を翌年に控えた12月。小佐内と歩いていた小鳩はひき逃げにあい、病院に搬送された。見舞いに来た堂島から小佐内の無事を聞くなど話をするうち、小鳩は中学時代、同じようにひき逃げにあった当時のクラスメイト、日坂祥太郎のことを思い出す。
もっと読む小鳩くんと小佐内さん
クリスマスの深夜、病室で目覚めた小鳩は、テーブルの上にボンボンショコラの小箱を見つける。同封のメッセージカードを読むに、これは小佐内からの贈り物で、彼女は小鳩をひいた犯人を追っているようだ。中学三年生の時、小佐内と初めて図書室で話したときも、彼女は車のブレーキ痕を調べていた。
もっと読む乾いた花にどうぞ水を
小佐内から贈られたボンボンショコラを一日一粒ずつ食べ、小鳩はリハビリをする日々を送る。いまはなかなか会えないが、中学時代の小鳩と小佐内は協力して日坂のひき逃げ事件を捜査した。日坂の友人や後輩から話を聞いて推理するうち、ふたりはある隠された事実を突き止めたが……。
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